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2011-02-05

【いとうあさこ】考察030--アナザースカイ030、「女芸人」達の10年が彩る陰影、勝者と敗者 2011_02_05_[SAT]



2011_02_05_[SAT]



【コネクト全開!いとうあさこ】



2009年後半から何度目かの「売れ」チャンスに乗り1周目をクリアしたピン女芸人【いとうあさこ】


演劇学校出身で毎年舞台もこなし、ラジオ番組でも無難なトーク力も見せ、 ダンスも踊り、ピアノも弾けるなど実は芸域が広い。

しかし 「売れ」構造で特出すべき点は、ソコではなく


それは彼女が【TV演芸】での座組み時に見せる演者を「男女上下左右」別に素早く適切な「距離感」を作り出す【見切り能力】と、 大手他社芸人の男女を含む広角な【コネクト能力】であり、ココを中心にMG戦略を考察していく。

今回は、サイドストーリー推察として、

本筋の考察から外れて、【TV演芸】「アナザースカイ」での「いとうあさこ」の凱旋旅ロケから

【女芸人】というハイリスク構造の光と影を、 ナンバー9の「なかのよいこ」を通して考察していく。

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-->コレまでの【いとうあさこ】関連エントリー

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---見出し---
  1. 「女芸人」やりますか?【男】選びと涙のワケ?
  2. 「女芸人」ジェンダーと高リスク選択?
  3. ▼「女芸人」10年が彩る陰影、勝者と敗者?


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【鑑賞】アナザースカイ。030


「女芸人」10年が彩る陰影、勝者と敗者?


【TV演芸】が映しだしたのは

14年前の「いとうあさこ」

それまでの喜劇役者としての夢から「ネギねこ調査隊」として芸人「いとうあさこ」が始まる姿だったが


殆ど大半の「女芸人」のように鳴かず飛ばずで女芸人「いとうあさこ」は、結成後【地下潜伏】を続ける。

そんな暗闇で「いとうあさこ」さんは、いまこの時間にも苦闘し続ける多くの似た様な境遇の無名芸人たちに囲まれながらガザガザ蠢き続けていると

10年前、「いとうあさこ」のもとへ、

目の前の天井から突然、細い蜘蛛の糸が垂れてくる。リアルは網だったけど。

この15漂流記も、本当はチェキッ娘が行うはずが情報漏れで企画変更という偶然から「いとうあさこ」さんは最初の「売れ」チャンスを掴んでいる。

15名のカンダタと共に「しおり糸」と信じて糸を握る。

しかし、リアルは最初のコノ「チャンス」で「いとうあさこ」さん、「売れ」に乗る事に失敗するのだが、

まだ彼女は知るよしもなかったのである。

10年後の「いとうあさこ」は、

何度目かのチャンスで「売れ」に乗り周回

勝負に勝ち、 「売れ」を掴むと同時に多くの仕事と沢山のお金を掴み、自分自身をフューチャーした【TV演芸】の企画で凱旋し、 「空腹」や「葛藤」が充満した、

あの頃のコロッセオ跡を探している


勝負に勝った「いとうあさこ」さんが、勝者として語る10年前の電波少年的「15少女漂流記」のVを見ながら、

オイちゃんも10年を振り返る。

オイちゃんも10年前は想像もしなかった自分のリスクを賭けた勝負で見事に失敗して、

今までのチョイ勝ちを全部吹き飛ばしても足りず、 ガテン借金生活で、ほぼ今生「詰み」という最悪な現状を味わい中で、

別に【構造的な不幸】というのは、『女』というジェンダーを持つ 火星の『女芸人』だけに降り注ぐのではなく、

オイちゃんのように

人間的『低スペック』か『莫迦』は油断してたら、どんな銀河系に存在しようが平等に降りかかり 人生を追い込むなぁ。

他人にはオモロだが本人には切ない教訓を、この10年間は与えてくれたなぁ。

リアルは、どこもシビアだ。

と、思って「勝者」をPC画面で眺めているうちに

番組では、懐かしい【漂流記】の模様が流される。

現在の「いとうあさこ」さんが1周目をクリアする原動力と成った「コネクト能力」であったり、 グループでの距離感を見極める「見切り能力」の片鱗も少しだが垣間見れる【漂流記】では、其々が印象に残る名シーンがあると思うのだが

もちろん今回のVTRでは流されなかったが、

10年後の「なかのよいこ」は、

2011年のR-1で3回戦で散って再び【地下潜伏】が始まる。

リアルは、どこもシビアだ。

オイちゃんが【15漂流記】で一番印象的で覚えているが

「なかのよいこ」さんが 最後にきて「ポキィ」って映像から聞こえるぐらい心がリアルに折れ

『ただ笑いや!笑いが大事や!!それだけ。』

という言葉と共にリタイアするアノ名シーンだ。

当時の電波公式レポを少し引用すると、こんな感じだった
翌日は朝から雨。 その雨は午後になっても降り止むことはなかった。

そして翌日も大雨。 止む気配のない雨に少女達は、小屋から一歩も出られない。 出来ることと言えば、根気のいるロープ編みだけ。

そんな日々の中でメッセージボックスでは、

いとうあさこ 「ずっと天気が悪くて、島全体何か止まってる感じがします」

宮崎景子 「もうヤダ!!団体生活に飽きました。つまらない!」

野崎恵 「ご飯まわすのヤダ!早く日本で自分の量、食いまくってやる!!」

降り止まぬ雨と地道な作業で、彼女たちのストレスは限界に達していた。

そして遂にこの島での唯一の楽しみである食事の時間でも会話は無くなっていた。

なかの「お腹空いたなー」

メンバー 「ウルサイ!!」

この状況になかのは、

なかの「私が喋ると、皆に迷惑がかかるんちゃうかなって最近、もの凄い葛藤が出てきました。私も喋られへんと、自分が自分らしくなくなるし・・・」

楽しく毎日を過ごしたいと思う気持ちと、他のメンバーとの関係に苦悩していた。

翌日、5日振りに雨が止み太陽が出た。 イカダ作り再開で皆の気持ちが弾むと思われたが、やはり会話は無い。 なかのももはや言葉を発しなくなっていた。

実はこの時、彼女の中で1つの決断がなされていた。

そして翌日、意思確認のためスタッフがやって来た。

スタッフ 「この企画を止めて島を出るという人は、すぐに船に乗って下さい」

すると、なかのよいこが前へ出た!

メンバー 「何で!」 「一緒に帰ろうよ!」

なかの「すいません!」

なかのの行動が理解できない8人は、ただただ呆然。

こうして3番なかのよいこリタイア!!

実は意思確認直前のメッセージボックスで、

なかの「木運んで毎日疲れて、少ない食料だけでご飯食べて、そんな毎日は大好きでした。毎日笑えてた。でも最近、自分自身が笑えなくなってきた。でもそれは誰のせいでもなく、私が笑えないと死ぬ性格だったから。みんなもしんどい、私もしんどい、でも明るくしたかった。楽しく生きたい。自分が笑えなくなったら、その時はダメだ。この島来て色んな事勉強になったし、全部大好き。ただ自分の思い続けてた、毎日笑って楽しく生きていこう、それがちょっと出来なくなっただけ。だから今、ここで泣いているんだと思う、素直な気持ちだと思う。ゴールはしたかった。みんなとも同士になれた。自分も人間として強くなれた。ただ笑いや!笑いが大事や!!それだけ。なかのよいこ、ここに船を取ることにします」

次週より、8少女漂流記

「女性」特有のグループ性と、ヒステリック感が空腹や雨でピークに達して、その鬱積した感情がカラ元気を装う当時の「なかのよいこ」さんに直撃して

【TV演芸】で「ポキィ」って映像から聞こえるぐらいリアルに人の心が折れる瞬間が見れます。

当時も、TVの中に「わっ、折れた!」って突っ込んだ気がする。

もちろん、コレって意図的に折ってやろうでなく、無意識折り。

そう「地雷を踏んだらサヨウナラ。」

「女」という性に「地雷原」あり

女性によって「地雷原」は違うのだが

「空腹」や「ねむい」とか、洗濯物が乾きにくい「天気」とか 正直、男からしたら天気とか「知らんがな」的な≪当然、言葉にして発すると揉めるから心で呟く≫ 要因だが重なると、イキナリ不機嫌に成って無口になったり、逆に当たり散らしてきたりする。

それとこのパターンで最悪なのが、

これは本人の自覚症状が殆ど無いか、全く無いために指摘しても「逆ギレ」して自己正当化してくる場合が多いのだ。 相手が彼女にしろ、ツレにしろ関係性を終了させる気がないならパターン的にココは争ってはいけない。

自分の彼女とかだったら、まだ耐えられるけど、彼氏でもない単なるツレなのに、人間で【男】をしている間はチョクチョクこういう「理不尽」な現場にも立ち会うことになる。

まさに当時、集団化した「女」という性に撃沈していくサマがリアルで見れたのが【15漂流記】のアノ場面だ。

見る角度を変えると【15漂流記】は「女」という性の小集団化する「性質」や、いざとなった時の「強さ」や、生理的な無意識で起こる「怖さ」をよく現している映像コンテンツだった。

10年前、「なかのよいこ」心を折られる。

「なかのよいこ」さんが 涙ぐみながらの悲しいシーンなのに 『ただ笑いや!笑いが大事や!!それだけ。』と言うセリフ回しが当時、なんかガチな感じが逆にオモロすぎて思わず笑ってしまい

オイちゃんはココだけ鮮明に覚えている。

誰が悪いだとかじゃなくて、

女性特有の集団化の中でのストレス欝積からフラストレーションが高まっての衝動だから当時も見ていて、複雑な感情になったなぁ。と、映像的には感情のキビが描かれた良いシーン。

意味がわからない人は「電波少年的15少女漂流記」のDVDも出ているので見てみるとわかる。

10年後「なかのよいこ」は折れずソコにいた

今回の【R-1】も残念ながら「なかのよいこ」さんは【9/15人】でゴールできなかった。

しかし、あの時に最後の最後で心が折れた「なかのよいこ」さんは心折れず【R-1】にいたのだ。

「なかのよいこ」さんに、あの時の「心折れ」がどう影響しているのかはわからないが


確かにブログでの「スッピン」は、アレから10年という年月を感じさせ卒塔婆【女芸人】の業をしのばせるが、

それでも「なかのよいこ」さんはアノ時の最後の言葉『ただ笑いや!笑いが大事や!!それだけ。』というナンバーナインが放った精神だけは失わずに

人知れず戦い続けている。

勝者の影に陽の目を見ぬ敗者あり、

数年前までは、何も違わなくてもリスクを取る女芸人という職種【構造】は一瞬にして光と影の陰影を付ける。

そして勝者もいつまでも戦い続けないと、敗者も【地下潜伏】で心折れず戦い続ける事で第二の冒険譚『王子と綾小路きみまろ』となるリスクとチャンスが混在している。

「電波少年的15少女漂流記」の生還者もリタイヤ者も多くは「売れ」ぬまま「心折れ」や「結婚」等で芸能界を脱落し、さもなくば【地下潜伏】を続行している。

本当に厳しい世界だ。

10年後、擦れ違う9と8/15人

リアルはシビアだ。

とは言ってもオイちゃんに比べたら随分マシで、モット悲惨なシビアはゴマンと転がっているのだが、 と言っている間に

その後の【8/15人】がゴールし、

番組も終盤へと近づいていた。


結局、「いとうあさこ」さんは10年前も最後まで残り、コロッセオから1度は脱出していたんだなぁ。

と独りPC画面越しに呟く。

ただ本当に知りたい重要な点は、

イソップ童話ばりの『絞り菜種地獄』転落描写では無く、

程度の差こそアレ、

いまだ光差さぬ深淵コロッセオに残され、なおも猛禽餌を抗する触覚器官が芽生え網膜が退化進行するオイちゃんを含めた多くの 『低スペック』か『莫迦』達の望む、蜘蛛の糸の紡ぎ方だ。

どうやって「いとうあさこ」さんは、コロッセオから死体でなく、生きたまま外界に2度も生還できたのか?

というアルゴリズム解法の部分なのだが

それは解き明かされる事無く、


「いとうあさこ」さんは、

妙にシックリくる民族衣装を着て踊りだし、


お約束の ベタなキメが入って「ドヤ」で番組も終わった。

まぁ、それはそうだ。

殆どの家庭では暖かい部屋で娘が携帯電話片手に「いとうあさこの爪剥がれた。笑える。」って、『えっ、そこ?』という部分さえあれば良いのだから。

オイちゃんは予言者でも預言者でもないから「いとうあさこ」さんが、 次の2周目もクリアして安定軌道に乗り今後も芸能界と常にやりとりを行う衛星と成るのかはわからないけども

少なくとも、1周目をクリアする解法は終わった現実から「折れない心」や「卓越したコネクト力」の解答から導けるはずで

どういう過程で形成されていったのか?

どういう手順を辿れば形成できるのか?

誰も手順を解いてくれないからサイドBから、考察していこう。 見えないサイドBに小さな光を拾おう。

暗澹たる闇で心折れ目が退化し光を拒否せぬうちに。



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