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2010-05-20

【現代芸能】吉本興業03--「ヨシモト」芸と政治 2010_05_20_[THU]



2010_05_20_[THU]



シリーズ【現代芸能】ヨシモト芸人を作ろう!考察



ネットと電波媒体がクロスしてくる今日。



【現代芸能】を現象から見える『売れアルゴリズム』と『提供サイド側の思惑』を適当に考察する

シリーズ 【ヨシモト芸人を作ろう!】


-->コレまでの「ヨシモト」関連エントリー

---01見出し---

「ヨシモト」スーツを着たテキ屋、興行師軍団
  1. ▼「小説吉本興業」幕開き
  2. ▼「ヨシモト」とは何なのか?
  3. ▼「ヨシモト」が持つ特質は?
  4. ▼「ヨシモト」資料や関連書籍で、
  5. ▼「ヨシモト」がナゼ漫才にこだわるか?
  6. ▼「ヨシモト」がナゼ芸人より上か?
  7. ▼「ヨシモト」幹部が社員に贈るイズム
  8. ▼「ヨシモト」幹部しか知らない謎の小箱
---02見出し---

「ヨシモト」創業と攻撃的経営史
  1. ▼「ヨシモト」創業前、上方では、
  2. ▼上方「桂派」VS「三友派」の争いは、
  3. ▼「ホリエモン」如し「岡田政太郎」参上。
  4. ▼「ヨシモト」創業、「反対派」と手を組む。
  5. ▼「ヨシモト」と二代目「岡田」の利権戦争。
  6. ▼「ヨシモト」初めての関西制覇。
  7. ▼「ヨシモト」創業の攻撃的経営手法
  8. ▼「ヨシモト」攻撃的経営史
  9. ▼漫才師の父「林正之助」と落語
  10. ▼「ヨシモト」物語を彩る「吉本せい」
---03見出し---

◆「ヨシモト」芸と政治
  1. ▼「ヨシモト」の2010年、政治案件パドリング?
  2. ▼「ヨシモト」の「ワッハ上方」と政治案件?
  3. ▼「ヨシモト」の屋台骨を折りかけた政治案件?
  4. ▼「辻阪」脱税疑獄関連を追った記事や
  5. ▼「神創り」太古から政治と芸能は切れない。
  6. ▼「世阿弥」は政治で生かされ政治で死ぬ。
---04見出し---

◆「ヨシモト」と闇勢力
  1. ▼「ヨシモト」とライオン興行師【林正之助】
  2. ▼「ヨシモト」と浪曲師【広沢虎造】「ツブシ」案件?
  3. ▼今と違い興行師は興行師であった時代。
  4. ▼この【広沢虎造】案件での切った張ったは、
  5. ▼喧嘩上等!【桂春団治】を監禁せよ
  6. ▼「浪曲」や「落語」と違い【講談】という
  7. ▼「山春」のように興行師とは違う
  8. ▼興行とは「顔」で行い体を張る稼業だ。
  9. ▼現在は興行にも「業界コンプライアンス」が


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◆「ヨシモト」芸と政治



「ヨシモト」の2010年、政治案件パドリング?



もちろん、政治側からのリークだろう。

「ヨシモト」所属の某落語家が出馬表明する少し前である。

夏の参院選まで3カ月。

「使えるものはなんでも使う」。

選挙を仕切る小沢幹事長が次に仕掛けるのは、人気お笑い芸人の擁立か。

 政界のニュースを「平沼・与謝野」新党が占めていた4月7日。民主党の小沢一郎幹事長は、国会議事堂2階にある自身の執務室に、意外な上客を迎えた。  客間に現れたのは、吉本興業社長の大崎洋氏(56)だった。

 お笑い界のガリバー的存在の吉本興業の社長を2009年から務め、業界内では、あの「ダウンタウン」の育ての親として広く知られている。

 内閣支持率も党の支持率も低迷し、「仏頂面」が多かった小沢氏の顔つきは、いつになくほころんだ。

≪小沢と吉本社長が密会--AERA--2010年4月12日≫

大阪にあると言われる【お笑い100万票】

【政治】と【芸】は互いの思惑との駆け引きで絡み合う。

「ヨシモト」のトップマネジメントは、当然、表立っては「吉本は民主党に付いた。」とイメージを付けたくない。

しかし、民主党は【お笑い100万票】を自分に向けるよう「ヨシモト」との親密ぶりを意図的に流し続ける。

政治とは権力であり、『芸』を自らの力の為に利用する。

一方、民主党に対峙する【自民党】からしたら面白くないだけではなく、 彼ら政治家達には命を掛けた戦いであるから「ヨシモト」も民主党と共に政敵となった時には最悪である。

ここのパドリングを誤ると 【政治に近すぎる芸は、いつの時代も政敵側から追い落としの対象】となる。

「ヨシモト」であっても

政治という権力機構の一方に肩入れすぎると 勢力地図が塗り替えられた時は、「パージ対象」として確実にヤラレル。

かと言って、権力にある「民主党」を袖にすれば友愛の名のもとに「ヨシモト」を仕分けの対象とするのは目に見えている。

「ヨシモト」トップマネジメント側は「ヤクザ」との交渉など比べ物にならない慎重なパドリングが続く。

政治は、『そんな阿呆な。』では終わらない。

「ヨシモト」の「ワッハ上方」と政治案件?

もちろん、上方文化の継承という事業は

非常に意味があることだし

【そんなモンいらん】と言う一部の考え方には個人的に反対だ。≪運営は別問題だが個人的には、ココより先に潰すトコあるんじゃね?という考え方。立地や施設としては良い所。≫

また権利関連を考えた場合に「ヨシモト」の参画なしで、成立するとは到底思えないが、

【横山ノック】氏の府政下で進められ、

運営する会社が関西の民放局関連という

政治主導で利権がらみになると

橋下徹知事のような、全く「ヨシモト」としても対抗ができない人気がある場合は窮地に追いやられる。

というサンプルケースになった。

ただ、ここからの「ヨシモト」≪関西民放連合と言うべきか≫が凄かったのが、

実は、この事を関西の民放では当初は『橋下徹知事が関西の文化を破壊か?』というようなセンテンスで 「ワッハ上方」を守ろう的な論調の放送をしていたのですが、

橋下徹知事は、あんな感じなので全く怯むことなく

「賃料が相場の何倍もしている」「管理会社が民放局がらみ」≪横山ノック時代の経緯を調べると牽制≫というタブーをバンバン言っちゃって

実は、コレが政治と利権マターだという事が週刊誌やネットを中心として「ヨシモト」関西民放連合の旗色が悪くなってきたら

ヨシモトは早かった

おそらく「このままじゃ完全に負ける!」

と思った喧嘩上手の「ヨシモト」関西民放連合は、ソレまでの強気な攻めから一転して大幅な賃料のディスカウントと、

「橋下徹知事、あんたはオカシイ!」という態度から

「橋下徹知事、大阪の文化の灯火を消さないで下さい!」という泣き落とし気味の論調で、 橋下徹知事の振り上げた拳を軟着陸させるタフな交渉戦術へと切り替えて

おそらく橋下徹知事も「ワッハ上方」が本丸ではないので、「ヨシモト」関西民放連合との全面戦争や焦点化は避けたかったハズで 喧嘩上手の「ヨシモト」も当然、それはみこしながら

「ヨシモト」関西民放連合が大幅ディスカウントという痛みを取るが、完全な敗北とはならない『実』を取り。

≪つまり廃止でなく痛みを伴う改善≫

「ヨシモト」のビルから通天閣への移転が中止され、その代わり「ヨシモト」関西民放連合から減額させるという

橋下徹知事の政治的な勝利

で、一応の決着は付き

≪コメントを拾っていくと初めから橋下徹知事は廃止を狙ってというワケでなく、「ヨシモト」関西民放連合が勝てると思って知事と勝負する姿勢を見せたので、 知事はワッハ上方が最後まで楯突くなら廃止もありうるという姿勢だった。≫

『政治は本気になったらツエーーー』という事と、

『喧嘩上手の手のひら返し「ヨシモト」真骨頂キターー』という

「ヨシモト」と「橋下徹知事」という2つの喧嘩上手どうしが争った見ごたえのある勝負だった。

橋下知事、頭下げ通天閣側に謝罪 “笑いの殿堂”ワッハ現地存続



大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方、大阪市中央区)の観光名所・通天閣(同市浪速区)への移転問題で、橋下徹知事は28日、通天閣を運営する通天閣観光の西上雅章社長と面会し、移転方針を撤回し、吉本興業が家主の現在のビルで存続することを伝えた。橋下知事は「社長におわびし、現地存続させてくださいと伝えた」と述べ、二転三転した騒動にようやく終止符が打たれた。

  吉本の公約40万人下回れば廃館

 橋下知事は28日朝、通天閣を訪れ、西上社長と約20分間にわたり面談。経緯を説明し、現地存続に理解を求めた。

 その後取材に応じた橋下知事は「社長に申し訳ない」と、そばにいた西上社長に頭を下げて謝罪。「笑いの文化を引っ張っているのは吉本さん。真っ赤っか(赤字)の覚悟でやるという意気込みを断ることができなかった」と述べた。

 また、吉本側から提示された平成23、24年度の年間入館者数40万人が達成されない場合は「有無を言わさず廃館」と明言。「(40万人を下回ったら)資料をWTC(大阪ワールドトレードセンタービルディング)に引き上げる」と強調した。西上社長は「終わり良ければすべて良し。府民から見ると得した結果になるので、良かったと思う」と理解を示した。

 ワッハをめぐっては、吉本側に払う賃料と運営費が約4億円にのぼり、新たな移転先として通天閣が浮上。橋下知事は移転した場合の年間経費を約3億円節約できるとして、7月に移転方針を打ち出した。

 現地存続案では、平成22年度の必要経費は賃料や運営費など計約4億円。23、24年度は賃料1億円で、運営費は無料としている。

橋下知事、頭下げ通天閣側に謝罪 “笑いの殿堂”ワッハ現地存続 :「産経」:2009.12.28 11:38≫
当然、その後は、

関西の民放でこの話題がのぼることはホボ無くなる。

「ヨシモト」の屋台骨を折りかけた政治案件?

当然、興行師集団である「ヨシモト」は芸人と共に闇の組織だけでなく政治勢力とも創業時から密接に絡みあう。

一番有名で「ヨシモト」が政治的な勢力争いに巻き込まれたと言われている「辻阪」脱税疑獄。

「花のれん」に出てくる大阪市議の伊藤のモデルになった 元大阪府議会議長の辻阪信次郎が独房でハンカチ2枚で輪を作り首吊り自殺する。

ヨシモトだけでなく松竹や新興キネマの幹部も収監される。

辻阪信次郎と懇意にしていた「吉本せい」さんもコレで捕まって≪病気を理由に保釈されている≫、以降、体調を壊し経営の一線から遠ざかっていく。

辻阪信次郎が「ヨシモト」が不利になる事を語らず自殺し

当時の実質的な「ヨシモト」政財界における活動の中心的役割を担っていたとされる 「林正之助」さんまで手が及ばなかった。

脱税事件の真相が明らかにされず収束し、

「ヨシモト」は最大のピンチを生き延びる。

その後、「ヨシモト」は恩義≪いわゆるヨシモトに死で貢献した≫として辻阪家の遺族を役員として迎える。

ちなみに「林正之助」さんの娘婿である「林マサ」さんの夫「林裕章」さんも地方政治家の子息であった。

「辻阪」脱税疑獄関連を追った記事や

関連書籍を読んでいると一般国民が知る表面上の政治家の脱税事件と言うことではなく、 登場してくる人物や様々な政治がらみの思惑や政争臭が入りくんでいる。

【政治案件】である。

権力との位置が近すぎたのだ。

「ヨシモト」は追い落しの為の「仕掛け餌」としてヤラレル。

辻阪信次郎は、元大阪府議会議長という政治的な背景をバックに地方における許認可情報に近い場所から 「南地土地建物」社長、「虎屋信託」取締という会社を回して財を作っていく。



地方政治では、首長の許認可権限が大きく土木や不動産業や金融業を兼任している、又は役員などで絡んでいる場合が非常に多い。 現在もその傾向は続く。

つまり、「ヨシモト」が圧えられなかったのも地方政治での力学が作用していているからであって既の所で助かったが、

改めて 芸能における【政治ガラミ】の怖さを知る。

ただ、興行は政治家との付き合いは切っても切れない関係であると言う稼業であるということだけではなく、

昨今では、人気芸人が政治家を目指すということもあり関西では深くつながっている。

ただ、「辻阪」脱獄疑獄。のように近づきすぎると反勢力からの政治的パージに巻き込まれるリスクを孕んでおり

闇勢力との付き合いよりも政治マターはより慎重なパドリングが要求させれるようだ。

闇の勢力に刺されてもヒトリの興行師幹部が死ぬ

というダケだが

「政治」ガラミに狙われると『本体』自体が死ぬ場合がある。

「神創り」太古から政治と芸能は切れない。

関係であり、日本も神話時代から登場する。

【アマテラス】が岩戸に隠れ世界に暗闇が覆い続けたときに【アメノウズメ】という芸の女神が踊り、神々の大爆笑を誘う。



その笑い声が気になり、覗き見をしようとして戸を少しあけた所、【アメノタヂカラオ】という男神にひっぱり出され、

光が再び大地にもたらされる。

猿楽者を贔屓にした信長にしても、秀吉や徳川にしても【芸】と【政治の権力者】との距離は近く、

もちろん田楽からの発展に政治権力が大きく関わたのは界隈好きは誰も知っていることだ。

また政治権力と近くなければ【芸】の興行は大きく成功せず、あまた消滅した古代芸能≪殆どがそう。≫のように枯れるか河原乞食と戻る運命であったために

互いが互いを利用して歴史に色を添える。

「世阿弥」は政治で生かされ政治で死ぬ。

国史上、最も偉大な芸人である「世阿弥」が

猿楽のTOPへ、のしあがるのは、

「足利義満」という政治家のバックアップが無ければ不可能であっただろうし ≪詳しくは書かないが関連書籍には、もう一人、天才と呼ばれた若き能楽師がいたが政治力で不遇を味わう。≫



ただ、そんな「世阿弥」でさえ 「政治」と近すぎたゆえに「足利義教」という政治的権力者に興行権を奪われて、

最終的には還暦を超えた歳≪当時ではエライ事≫で佐渡国に島流しという政治という権力との接近時の危うさを味わう。

また「政治」と「能楽」で言うと

江戸時代に興った【喜多流】は、元々の四派であったシテを徳川家という強力な政治力で金剛流から分派を許されて成立し優遇されるのは、余りにも有名だし。

≪長くなるので書かないが関連書籍などを読むと、この分派も信長、秀吉と絡む天下統一の政治的背景がある。≫

もちろん日本だけではなく古代エジプトのクレオパトラも【語学】という当時の芸能でのしあがってきた女傑であったし、 古代ローマでパンと共に政治が利用したのは【サーカス】という曲芸だ。

ソコまで行かなくても、隣の国 は関連書籍に拠れば踊り子「喜び組」を国内政治統治に利用し

「金正日」の夫人であった【高英姫】さんも、日本から渡ってきたコリアンで彼らの言う成分では低い地位であったのに 舞踊家として権力に近づけたわけで

また、その息子である三男が家督を継ごうとしている。

古今東西、「政治と芸」の話は尽きることがない。

そして、おそらく今後も。



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